実機でUbuntuを使いたいけど、デュアルブートは怖いしWindowsを消したくはない…。と思って調べていると、こんな記事を発見。

Windows PCに安定したネイティブLinux環境を構築する方法

これいいじゃん!ということで、外付けSSDにUbuntuをインストールして開発環境を作ってみました。

実施環境

外付けSSDはAmazonで安かったSK hynixのやつです。今のところしっかり動作しています。

手順

  1. ISOを落としてRufusとかでブートディスクを作る
  2. ブートメニューでUSBメモリを選択して起動
  3. インストールする

基本的には普通にインストールすれば良いですが、インストール先のSSDの選択には気をつけましょう。間違うとWindowsが抹消されてしまいます…。

インストール後の設定

以下、インストール後に実施した設定などを書いておきます。

ディレクトリ名を英語に変更

「ダウンロード」や「ドキュメント」みたいなやつを英語に変更します。

SH
1LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
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ZshをインストールしStarshipを導入

Zshをインストールして、Starshipというターミナルを超かっこよくできるツールを導入します。まずはZshの導入から。

SH
1sudo apt install zsh
2chsh -s $(which zsh)
クリックして展開し、詳細を表示

次にStarshipの導入。私はCargoを使ったのですが、スクリプトのほうが簡単そうなのでそちらを書いておきます。

SH
1curl -sS https://starship.rs/install.sh | sh
クリックして展開し、詳細を表示

そしたら~/.zshrcの最後に以下を追記します。

SH
1eval "$(starship init zsh)"
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これでターミナルを立ち上げ直すと、ちょっとカラフルになってるはずです。もっとイケてる感じにしたいので、プリセットを導入します。(その前にNerd Fontを導入してね!めんどいから書かないけど)今回はTokyo Nightというプリセットを例にします。

SH
1starship preset tokyo-night -o ~/.config/starship.toml
クリックして展開し、詳細を表示

~/.config/starship.tomlに以下の内容を書き込みます。(絵文字が表示されてなさそうなので公式 見てね)

TOML
 1format = """
 2[░▒▓](#a3aed2)\
 3[  ](bg:#a3aed2 fg:#090c0c)\
 4[](bg:#769ff0 fg:#a3aed2)\
 5$directory\
 6[](fg:#769ff0 bg:#394260)\
 7$git_branch\
 8$git_status\
 9[](fg:#394260 bg:#212736)\
10$nodejs\
11$rust\
12$golang\
13$php\
14[](fg:#212736 bg:#1d2230)\
15$time\
16[ ](fg:#1d2230)\
17\n$character"""
18
19[directory]
20style = "fg:#e3e5e5 bg:#769ff0"
21format = "[ $path ]($style)"
22truncation_length = 3
23truncation_symbol = "…/"
24
25[directory.substitutions]
26"Documents" = "󰈙 "
27"Downloads" = " "
28"Music" = " "
29"Pictures" = " "
30
31[git_branch]
32symbol = ""
33style = "bg:#394260"
34format = '[[ $symbol $branch ](fg:#769ff0 bg:#394260)]($style)'
35
36[git_status]
37style = "bg:#394260"
38format = '[[($all_status$ahead_behind )](fg:#769ff0 bg:#394260)]($style)'
39
40[nodejs]
41symbol = ""
42style = "bg:#212736"
43format = '[[ $symbol ($version) ](fg:#769ff0 bg:#212736)]($style)'
44
45[rust]
46symbol = ""
47style = "bg:#212736"
48format = '[[ $symbol ($version) ](fg:#769ff0 bg:#212736)]($style)'
49
50[golang]
51symbol = ""
52style = "bg:#212736"
53format = '[[ $symbol ($version) ](fg:#769ff0 bg:#212736)]($style)'
54
55[php]
56symbol = ""
57style = "bg:#212736"
58format = '[[ $symbol ($version) ](fg:#769ff0 bg:#212736)]($style)'
59
60[time]
61disabled = false
62time_format = "%R" # Hour:Minute Format
63style = "bg:#1d2230"
64format = '[[  $time ](fg:#a0a9cb bg:#1d2230)]($style)'
クリックして展開し、詳細を表示

これで立ち上げ直すとかっこいいターミナルになってます。

GNOMEを拡張機能を入れてWindows風に

ArcMenuとDash to Panelを導入しました。

まとめ

最終的にこうなりました。

カスタマイズ後のUbuntuデスクトップのスクリーンショット

まあまあスタイリッシュで使い勝手も良く、安全にWindowsとも両立できているので、個人的には満足しています。外付けSSDにLinux、おすすめです。それでは!

参考リンク

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